うちの裏山に生えているコバノガマズミ Viburnum erosum var. punctatum
コバノガマズミの葉裏、脈腋部分です。
上図の中央部分を実体顕微鏡でズームして撮ったもの(深度合成を掛けています)。
脈腋部が葉面・左右の葉脈から生えた毛で被覆され、ドーム状の空間ができている(他の植物では葉脈間に膜が張ったもの、葉面にくぼみが生じたものも見られる。これら脈腋部の小空間の総称がドマティア)。
ドマティア内には体長200~300マイクロメートル程度の愛くるしいダニ(キノウエコナダニ科 Czenspinskia 属の一種)が出入りしており、植物葉面の菌を食べている(と言われている)。